柴犬の性格、愛嬌があるけど恐れ知らずで警戒心が強い?

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柴犬の性格は、愛嬌があるけど恐れ知らずで警戒心が強い?
日本古来から獣猟犬として活躍している柴犬、その特徴は、日本の住環境になじみ飼育しやすいと言われています。
主人、家族に対して忠実で、深い服従心を持つ性格は、柴犬のこのルーツから来ています。

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愛嬌がある

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いつもクールなイメージを持つ柴犬。

ただそれは、イメージのほんの一部分でしかありません。
柴犬には、主人、家族に対しての忠実心や深い服従心がありながら、めったに出さない表情や仕草があるのです。

それは、「甘えたい、一緒にいたい」というときに出します。
柴犬はいつも凛としていて、家を守るというほどの強い忠誠心がありますが、いったん家族の輪に入ると、家族にしか見せないとても愛嬌のある喜びの表情を見せてくれます。

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恐れ知らず

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古来より獣猟犬として活躍していたため、自分よりも大きい獣に対して立ち向うという、恐れ知らずの気質を備えています。
私の子供のころ、こんな思い出があります。

友達の家に行くと柴犬に必ず吠えられていたんです。

庭の中に入れない私は「噛まれるかも」と怯えていましたが、友達の家のおばあちゃんが玄関から出てきた途端、柴犬は吠えるのをやめて、私はホッとひと安心。

このように、柴犬は家族以外に対しては、恐れず立ち向おうとします。

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警戒心が強い

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獣猟犬で活躍していた柴犬。
野生の獲物を追い詰めながら吠えて人に知らせ、夜になれば人と共に寝て、暗闇の中では外敵を察知して人に知らせるという長い歴史があります。

このように、常に気を張り鋭敏に人と共存してきた柴犬は、とても強い警戒心を備えています。
飼い主に忠実な分、他の人には気を許さないといった声をよく聞きます。

それほど警戒心が強い柴犬って頼りになりますね!

誠実

近年、海外の愛犬家の中でも、柴犬の資質が賞賛されているといわれています。
柴犬には、小型の愛玩犬や洋犬には見られない日本犬独特の「自立性」と、他人とは「距離をおく」資質を強く持っているといわれています。
この誠実さを、“サムライ気質”と呼ぶ人も!!

海外でも「東洋犬的な犬」として高い評価を受けています。
そんな感じしますね♪

こちらは泣き真似をする飼い主さんを、まるでなぐさめているかのような柴犬の動画です。

心配そうな仕草をする柴犬がとっても可愛いです!

自信満々

確かに堂々として姿ですね!
柴犬は、オオカミの血と獣猟犬の鋭い感覚を持っているため、内に秘める燃えるような闘志を持ち、自信満々の性格をしています。

裏を返せば「頑固一徹」という性格でもあるため、番犬としても優秀とされています。

忠実かつ使命のためには、自信満々な性格が必要なのです。

雄(オス)と雌(メス)の性格の違い

同じ柴犬でも、雄(オス)と雌(メス)で性格の違いがあります。

  • 雄(オス)・・・断然競争心が旺盛(ある意味、喧嘩ぱやい)、縄張り争い意識も強いといわれています。
    獣猟犬という特徴もあるかもしれませんが、外敵から家族を守るべく外向きな性格ともいわれます。動くものにもよく反応する好奇心旺盛な性格ですね。
  • 雌(メス)・・・雄に比べると穏やかと言われています。雄と違って家族の動向をよく観察する内向きな性格とも。
    よく知らない人からおやつもらう光景を目にしますが、雌は食べない子が多いみたいですよ。

このように犬も人と同じで、性別によって性格がだいぶ違います。
ちなみに、これは同じ母犬から生まれた兄弟の話です。
洋犬だと「良くじゃれあいながら仲良く」のイメージが強いですが、

柴犬って違うんです。同性同士だとかなり激しくぶつかるんです。

性格が悪いんじゃないんです。気質なんですね!競争心や闘争心。
噛みが強く激しいのでケガをする場合もあります。

ぬいぐるみみたいにかわいい柴犬ですが、見かけよりも競争心が強く闘争本能も激しいので、飼い主さんの配慮、しつけが必要ですね!

白柴犬、黒柴犬、胡麻柴犬、赤柴犬の性格の違い

柴犬の性格は、毛色によって性格は変わりません

確かに同じルーツですからね!

  • 赤柴犬・・・一番多い毛色です。
  • 黒柴犬・・・光沢のないやや褐色を含みいぶしたような色ですね!麻呂がみたいにタンが目立ちますね!
  • 胡麻犬・・・赤柴犬と黒柴犬が混ざり合っている毛色と言われています。赤胡麻、黒胡麻ともいわれます。
  • 白柴犬・・・白柴犬は犬種的に認められておらず血統書は発行されないとの情報もありますが、血統書は発行されます。

豆柴犬の性格

豆柴と言われるだけあって、れっきとした柴犬です。

忠実、勇敢、従順といった性格は、柴犬と変わりはないということ!
ただ最近は、住宅事情により室内での飼育を願う人たちが年々増えていますね!
豆柴は、柴犬の精悍さより愛玩犬としてのかわいらしさを持ち合わせ、その中にもルーツである柴犬特融の凛とした性格を持ち合わせている魅力的な犬種です!

※KCジャパンでは豆柴犬の血統書を公認しております。

こちらは、可愛い豆柴の映像です。自分よりも大きい猫におかまいなしにちょっかいをかける豆柴。

ちっちゃくても、柴犬の恐れ知らずな性格が良く出ていますね。

縄文柴犬の性格

縄文柴犬とは、縄文時代の遺跡から発掘された骨をもとに再現させようとつくられた犬です。

そのため、縄文柴犬の性格は、現代の柴犬とは違って野性的な気質が強く残っていると言われています。

縄文柴犬は、現代の柴犬のようなタヌキ顔ではなく、キツネ顔をしています。

こちらの動画で、その特徴が見てとれると思います。(2匹とも縄文柴犬です)

縄文柴犬は、その希少さからペットショップ等では出回らず、柴犬愛好家の方からはとても珍重されています。

ちなみに、発掘された骨は、埋葬された人間に抱きかかえたような形で出土しているんです。

このことからも、縄文柴犬と人との強い関係性がうかがえますね。
縄文時代という大昔から、縄文柴犬たちは野山を飛ぶように走り喜んで猟の伴をし、また里にあっては家族の一員として人々を守るといったように、人々に愛される性格だったのだろうと想像できます。

まとめ

柴犬、いかがでしたか。
古来からの人と共存してきたルーツ。忠実な性格、勇敢であり、従順な柴犬。
現代でも皆さまの家族の一員として、笑顔で迎えてくれます。
今回の記事を通じて、柴犬をもっともっと好きになってくださる方が多くなることを心より願います!